2011年02月14日

【日記】大雪

 ちはっicon23

 いや~、今日の天気は、凄まじいですね。
 全く和歌山の天気とは、思えません。
 この雪
 私の記憶では、小学生時代くらいまで遡るのではないでしょうか。
 つまり、20数年ぶりくらい?
 車に乗るのも、バイクに乗るのも、自転車に乗るのも、歩くのも、本当に気を付けないとこけてしまいそう。
 皆さん、気を付けましょうね。

 さて、本題へと行きたいところですが、今日は、本題と言えるほどのネタがありません。

 が、今日サロンでは、和歌山市職員さんの研修が、2時間半行われていました。
 この荒天の中、40人くらいの方がいらっしゃって、市民公益活動団体の方と様々なディスカッションをされていました。

 この研修から、新しい協働の種が生まれれば良いですね~。
  


Posted by よりあい・まち at 16:55日記

2011年02月10日

【日記】コンソーシアム

 ちはっicon23

 やはり金曜日が休みだと、一週間がとっても短い気がしますね。
 しかし、天気予報によると、明日は、メチャメチャ寒いらしいですよ。
 息子も我が家に帰って来て、初めての極寒。
 さて、どうなるか。
 我が家の暖房は、効くのか?ちょっと不安…

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

森林資源活用へコンソーシアム 県、企業やNPOと設立へ
 県は新年度、企業やNPO法人などとともに「森の恵み活用コンソーシアム(仮称)」を立ち上げる。コンソーシアムが森林資源を活用した商品のアイデア、ノウハウの提供、ビジネスマッチングを行い、林業ではカバーされない里山、奥山林の持続的な保全と森林資源を活用した産業の育成を目指す。…後略…

 コンソーシアムを立ち上げるって言うのは、新しいカタチのような気がしますね。
 コンソーシアムを立ち上げることによって、行政では難しい商品開発などに取り組むことができ、具体的な産業の育成につなげることができるような気がします。

 林業と言ってしまうと、和歌山市には、あまり関係ありませんが、このような取組形態は、農業や、観光振興のような分野であっても転用できるような気がします。
 そう言えば、3年前くらいに観光振興・商品開発と言えば、和歌山市と市内の和菓子屋さんいくつかが連携して、『紀らやか』ってなお菓子を売り出しましたね。
 あまり和菓子を買う機会がないもので、あの商品がどうなったのか、知らないのですが、結構美味しかった記憶があります。
 皆さんは、食べたことありますか?
 おっと、大幅に話がズレてしまいました。

 今日このニュースを取り上げたのは、連携にも色々なカタチがあるということを言いたかったのです。
 和歌山市でも、様々な取組が、様々な主体同士で連携しながら、実施され、大きな成果を上げているものもあると思います。
 取組ごとに、その取組にあった形態を模索しながら、取組んでいけたら良いですね~。
  


Posted by よりあい・まち at 15:36日記

2011年02月09日

【日記】NPO法人制度に思うこと…

 ちはっicon23

 先日、洗い場で洗ってから浸かるという手順を踏むと息子が震えていたので、昨日は私も一緒に入って浴槽で沐浴させてみました。
 最近、洗おうとすると結構動こうとするので、悪戦苦闘。
 顔を洗う際に、ガーゼの絞り方が甘かったせいで、息子の鼻の中に水が浸入し、更に暴れられる始末。まだまだ、慣れが必要ですね~。
 
 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

休眠NPO法人「退場」相次ぐ ずさん運営、行政が監視
 特定非営利活動法人(NPO法人)の法人認証を取り消される団体が増えている。2010年は前年の1.4倍に急増し、過去最多となった。NPO法人が増えるとともにずさんな運営も目立つようになり、行政がチェックを厳格化していることが背景にある。放置すれば悪用されることも危惧され、専門家からは「設立時に本当に法人格が必要か吟味すべきだ」との指摘もあがる。…後略…

 で、一番上に表示されたのが、この記事
 法人認証を取り消される団体が増えているとのこと。これは何故か?

 活動目的も達成できたしNPO法人を解散しようと思っているが、解散するのに費用が必要になるので、毎年の報告はしているが、活動はしていないという話を、団体の方から直接伺ったことがあります。

 NPO法人制度が施行されてから10年以上が経過し、制度そのものも見直してもよいかも知れませんね。設立するのに、多少費用がかかってもするかも知れませんが、解散するのに、費用が必要だとする方って少ない気がしますしね。

 そうそう、専門家から指摘として、「設立時に本当に法人格が必要か吟味すべきだ」との言葉が掲載されていますが、本当にその通りだと思います。
 変な話、活動自体は、NPO法人格を取得しなくても実施することはできますし、法人格が必要なのであれば、NPO法人以外にも法人格は色々あります。
 法人格の取得から考えるのではなく、まず活動をしてみてから、法人格が必要だと感じれば、それから法人格の取得を考える方が良いように思いますね。  


Posted by よりあい・まち at 11:39日記

2011年02月04日

【日記】学生の活動

 ちはっicon23

 昨日は、節分で、恵方巻き。
 一応、世の流れに従って、南南東?向いて、無言で食べておきました。
 そして、今日は、暦の上では、立春。
 今年は、本当に暦通りの季節の移り変わりといった感じでしょうか。
 一気に春らしくなった気がします。
 息子にとって、過ごし易い季節が早く巡って来て欲しいと願うばかりです。

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

街頭募金:生活保護世帯の子どもに塾授業料、西宮のNPO「教育支援、直接」 /兵庫
 生活保護世帯の子どもに予備校や塾で学ぶ機会を与えようと、大学生を主体とした西宮市のNPO法人が街頭募金などで集めた資金を基に、独自の支援を続けている。中学、高校3年の受験生には年間50万円、その他の学年には同25万円を上限に、授業料を肩代わりする。支援を始めた今年度は高校3年生2人を援助。来年度の募集を始めており、支援プロジェクト代表の神戸親和女子大3年、安積麻衣子さん(21)は「子どもに直接、教育支援が届くようにという、全国でも珍しい試み」と話している。…後略…

 ちょっと気になって、団体を調べてみると、他にも様々な取組をしている模様。
 団体のホームページは、こちら

 大学生主体の活動が継続的に実施されていることは、画期的だなぁと思います。
 しかも目を付けた分野が、教育と言う事で、大学の教育学部の学生がいれば、良い実践の場にもなる。
 格差の再生産なんて話が問題視されていますが、その根幹は教育格差。
 その問題の解決に向けて、学生が取り組んでいると言うのは、本当に素晴らしいですね。

 話は変わりますが、今日がわかやま市民協働大賞の締切日。

 はてさて、何件の応募があるでしょうか?
 楽しみです。
  


Posted by よりあい・まち at 13:30日記

2011年02月03日

【日記】まちおこしの仕組み

 ちはっicon23

 昨晩はサロンで、和歌山市職員さんの『協働に関する自主勉強会』と言うのが開かれていました。
 勉強会には、現在、『みんなの学校』で勤務されている川島寛子さんがゲストとして参加され、参加した職員さんたちと市民公益活動や協働について、様々な意見交換をされていたようです。
 参加した職員さんは、NPO・ボランティア推進課の職員を含めて、9人とまだまだ少数精鋭の感は拭えませんが、こういう地道な努力がいつかは実を結ぶのではないかと思いますので、今後も続けていって欲しいところです。

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

公有地活用に地域の知恵 京都府が活用アイデア公募
 京都府は2011年度から、府道の空きスペースや河川敷などの公有地に住民団体やNPO法人からの提案に基づき、特産品の販売所や親水公園など地域活性化につながる施設を整備する事業に乗り出す。施設の維持管理は提案者の住民団体やNPO法人にゆだね、地域主体の町おこしを後押しする。…後略…

 面白い取組だなと思い、取り上げてみました。
 和歌山市も、多くの土地や建物を保有しています。
 もちろん、今も十分に活用されていることと思いますが、更に、有効活用するために、市民の知恵と力を利用することも検討してみて良いのではないかと思います。
 この事業の凄いところは、施設の維持管理を提案者である市民に委ねるところ。
 維持管理ってことは、事業は継続的に実施されることが前提かな?であれば、継続実施の際の維持管理費は、どうなるのかが非常に気になるところです。

 和歌山市にも、似た事業として、『わかやまの底力・市民提案実施事業』というのがあるのは、皆さんもご存じのことと思います。
 市民の皆さんの力を借りながら、地域を良くしていきたいと言う想いは、京都も和歌山も共通しているものと思います。
 さて、『わかやまの底力・市民提案実施事業』は、来年も実施されるのでしょうか?その結果が出るのは、2月議会の終了時。
 心してお待ちを!!

 ってことで、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
 いよいよ明日が締切日です!!
 わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。
 是非、ご応募ください。

  


Posted by よりあい・まち at 14:13日記

2011年02月02日

【日記】ママパパライン

 ちはっicon23

 昨日は、ちょっと京都まで出張していたので、ブログをおさぼりしてしまいました。
 自宅からアップするつもりだったのに。
 意志が弱くて面目ない。

 息子、誰かに抱かれていないとすぐに泣きます。
 でも、私が抱くと何故か泣きます。
 昨日は、抱いて泣かれるので、仕方なく揺り籠に入れてみると機嫌よく寝ました。
 ん~、嫌われているのでしょうか。
 まぁ、それでも可愛いですけどね~。

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

ママパパライン:子育ての悩み、電話でどうぞ NPOが5日まで /和歌山
 子育ての悩みや不安に耳を傾けようとNPO「子どもNPO県センター」(和歌山市)が、「ママパパラインわかやま」(073・432・3690)を設置している。育児を経験したボランティアの主婦が対応する民間主導が特徴で、同センターは「ささいな日常の困り事でも聴かせてほしい。パパからの電話も待っています」と呼びかけている。5日まで。…後略…

 子どもNPO和歌山県センターさんと言えば、和歌山県のNPO法人認証第1号として、その筋では有名な団体さんです。
 私も昨年末に息子が生まれたので、今後、きっとお世話になるものと思います。
 今は、まだ息子は、妻と一緒に妻の実家に居るので、妻の負担もそれほど重くないと思いますが、帰ってくると妻の負担は増す事と思います。
 過日の大泣き事件のような事が、突発的に起こると新米パパ・ママでは、どうすることもできず、アタフタするのがオチ。
 そんな時、気軽に相談できる場があると言うのは、本当に有難いことですね。

 ってことで、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
 わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。
 ちなみに、現在の応募状況は、3件。問合せは、ほかに数件いただいています。
 まだ間に合います。
 是非、ご応募ください。
  


Posted by よりあい・まち at 20:51日記

2011年01月31日

【日記】買い物弱者…

 ちはっicon23

 週末の最大のニュースと言えば、AFCにおける日本代表の優勝でしょう。
 今日の朝の番組でも、このニュースで持ち切り。
 
 昨日は、日はズレていますが両親の誕生日祝いのため、息子を連れて、ディナーへ。
 個室の座敷を条件にお店をチョイス。
 すると、少し経った頃に、普段の鳴き声とは明らかに違う突然の大泣き。
 オムツを見るも異変なし、授乳を試みるも、泣きじゃくり吸わず。
 新米パパもママも、どうすれば良いのか、アタフタするばかり。
 救急へ駆け込むかとも一瞬思いましたが、再度、授乳に挑戦したところ、何とか成功し、事なきを得ました。
 少し落ち着いてから、推察すると、寒かったのではないかと。
 部屋自体には、暖房が入り普通の気温なのですが、息子を寝かしていた辺りは、妙に涼しいと言うか寒かったので。
 赤ちゃんの泣き声で、何を訴えているのか、理解できるようになるのか、少し不安になった一日でした。

 さて、長々書いてしまいましたが、ここから本題へ。
 今日もググってみましたよ。

買い物弱者、どう支える 前橋のNPOが活動報告
 前橋市のNPO法人「まえばし市民活動支援センター」が30日、昨年実施したお年寄りの買い物をサポートする活動について報告した。「買い物弱者」が中心商店街で買い物しやすい仕組みを作り、街中に人を呼び込もうという試み。課題も浮かび上がった。
 同センターは昨年7月、イトーヨーカドー前橋店や前橋サティの閉店が報じられていたこともあり、県のNPOとの協働事業として買い物サポートを提案し、採択された。 …後略…

 高齢社会が更に進むとみられている日本。
 そして、全国平均より高い水準で高齢化している和歌山。
 和歌山も同じ課題を抱えているものと思います。

 今回のニュースの取組の面白いところは、単なる買い物弱者支援ではなく、中心市街地活性化も大きな目的の一つとして存在するところでしょうか。

 単なる買い物弱者支援で有れば、和歌山県が実証事業を行っていたり、確かオークワさんが配送事業を実施していたりするような気がします。
 NPOの強みは、異なる分野の課題を連携させて、効果的・能率的に解決を図る方策を取れるところだと思います。

 NPO、企業、行政など様々な主体が連携・協力しながら取り組む事で、人々が住みよくなったり、地域が活性化していけば良いですね。

 ってことで、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。
 是非、ご応募ください。

  


Posted by よりあい・まち at 13:27日記

2011年01月28日

【日記】資格認定もNPO

 ちはっicon23

 週末は、またも寒波に襲われるらしいです。
 この寒さから、早く脱出したいところですね~。
 
 子どもが生まれてから、日が経つのが本当に早い。
 このまま行くと、あっという間に、オヤジですね~。

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

全職員に「防災士」資格 日高川町方針
現在9人、5年かけ取得
 日高川町は、防災の専門知識を持ち災害時に地域リーダーとなる「防災士」の資格を、207人いる町職員全員に取得させる方針を固めた。来年度から研修を受講させるなどして資格試験を受けさせ、5年間で全員取得を目指す。自治体の職員全員に防災士資格を取得させるのは、栃木県栃木市に次いで全国で2番目という。
 防災士は、阪神大震災で住民同士が救出作業などに携わった教訓から、NPO法人「日本防災士機構」(東京)が2002年に定めた資格。昨年末までに、全国で約4万2000人が取得しているが、同町職員で資格を持っているのは、防災担当者ら9人にとどまっている。…後略…


 和歌山県に大きな影響を及ぼすであろう南海東南海地震の発生確率は、30年以内が60%、50年以内が90%とまさにいつ起こってもおかしくない状況であり、今のうちに対策を講じることは、重要だと思いますし、素晴らしいことですね。

 さて、民間が資格認定を行うのは、漢字検定など結構ありますが、NPO法人が認定するってのは、初めて聞いたかも。
 で、この団体ちょっと調べてみると、役員を行政出身者が多数を占めているところを見ると行政主導で組織されたNPO法人みたい。
 NPOと言えば、市民が必要に迫られて作るというイメージがあったので、ちょっとビックリ。
 この業界に関わって、もうすぐ6年。
 まだまだ知らないことばかりというのを痛感しました。

 ってことで、話は変わりますが、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
 応募締め切りまで、残すところ1週間。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。
 是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 14:20日記

2011年01月27日

【日記】家族代行?

 ちはっicon23

 我が息子、お乳を飲みすぎるのか、授乳後には、よく吐きます。(食いしん坊なのは、私に似たのかも知れません。)
 授乳後2時間くらい経過していても吐く事があります。
 なので、授乳直後には、出来るだけ立て抱きをするようにしているのですが、昨日は、その立て抱きでアクシデント…
 抱き方が悪かったのか、普段よりも多い目に、ゲボッと胸めがけて吐かれてしまいました。
 吐くとき、スゴクしんどそうな顔をするので、何とかしたいと思うのですが、どうすれば良いのか分からず…。
 新米パパの苦悩は、尽きる事はありませんね~。

 さて、本題へ。
 今日もググってみました。
 正直、今日の記事は、読んでショッキングでした。皆さんもリンク先から是非全文を読んでみてください。

きずなを買う 「孤族の国」家族代行―1【全文】
 倉庫にいくつもの衣装ケースが積み重なっている。名古屋市の鳴子団地の一角にあるNPO法人「権利擁護支援ぷらっとほーむ」。老人ホームで暮らす会員から預かった私物が保管されている。 …中略…
 理事の篠田忠昭さん(80)が創立メンバー。原点には、民生委員として地域を支えた30年の経験がある。
 保証人を頼まれる。通帳を預かって、と頼まれる。孤独死も2人経験した。一人暮らしの高齢者を同時に24人、担当していた時期もある。「個人でハンコをついていたら責任を負いきれない」と痛感、会の設立を呼びかけた。
 昨年は元日未明から、会員の遺体を病院で引き取った。「もし活動をやめたら、この人たちはどうなるのか」 …中略…
 きずなの会本部は名古屋市内のオフィスビルにある。 …中略…
 「家族代わりに生涯、あなたを支えます」というのが会の看板だ。費用は180万円。第三者の弁護士法人に一括して預け、利用のたびに精算する。通院介助なら1時間2100円が引き落とされる。
 会員は全国に2400人。昨年だけで600人増えた。「40代で契約できますか」「独り身で不安」。相談は毎月200件に達する。
 家族の代わりに、NPOや業者が支えるサービスが名古屋を中心に広がっている。身元保証から生活援助、お葬式まで。血縁や地縁に頼れぬ「孤族」の国で、新たな命綱になるのだろうか。…中略…
■行政のすき間埋める 増える事業者、期待と不安と
 家族に代わって高齢者の身元保証などを請け負う事業者は、名古屋で確認できただけで8団体。次第に存在感を増し、医療や行政の現場にも浸透しつつある。 …中略…
 名古屋市のある区役所の職員は「一人暮らしや身寄りのない高齢者が増えすぎて、とても行政だけでは支えきれない」と言い切る。 …中略…
 「行政は保証人になれないし、代わって医療費を支払うこともできない。NPOに行政のすき間を埋めてもらえれば、素早く対処できる」 …中略…
■「家族に頼れない」37% 朝日新聞社世論調査
 病気になったり年をとったりして誰かの手助けが必要になったとき、家族や親類に頼れるか――。朝日新聞社が15、16日に実施した全国世論調査(電話)で、37%の人が「頼れない」と答えた。「頼れる」は57%だった。 …中略…
 行政も財政難の壁に突き当たっている。「介護の社会化」を掲げてスタートした介護保険の費用は、今年度には7兆9千億円と10年で倍以上に跳ね上がった。掃除や洗濯などの生活援助を軽度の人の場合は保険からはずそうという議論さえ起きている。…後略…


 地域コミュニティが弱まっていると言うのは、NPOが地域コミュニティを補完する役割を担っていることから、よく耳にする話であったが、今の日本では地域コミュニティどころか、家族のつながりさえ失われつつあるのかと少し寂しい感じがします。
 少子化・高齢化・核家族化などの社会構造の変化が、単身高齢者、老老介護など新しい地域課題を生み出しているのでしょう。
 これに対応するためには、新しい枠組みが必要とされるわけで、その新しい枠組みを示す言葉が、『新しい公共』や『協働』といった言葉だと思います。
 これらの言葉は、行政だけでなく地域を構成する様々な主体が一丸となって公共を支えていこうという概念です。
 その中心的役割を担う主体の一つが、NPOですから、これからも社会に果たす役割は重要度を増していくものと思います。
 このブログで、そんなNPOをサポート出来る情報発信をしていきたいなと思います。

 ってことで、相も変わらず、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
 ちなみに、現在、すでに1件申請をいただきました。
 問合せは、数件いただいています。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。
是非、ご応募ください。

  


Posted by よりあい・まち at 11:30日記

2011年01月26日

【日記】ダイエットで社会貢献?

 ちはっicon23

 サッカーアジア杯、昨晩は劇的勝利と言っても良いのでしょうか?
 個人的には、PK戦になる前に勝ち切って欲しかったですが…
 まぁ、それば置いといて。
 我が息子、今のところ、順調すぎるくらい、すくすくと育っております。
 ただ、不思議な事が一つ…
 赤ちゃんの匂いと言えば、ミルクの匂いのハズ。ところが、何故か、我が息子、前頭部の髪の毛の生え際辺りが、妙に油臭いと言うか、男臭いのです。
 沐浴時にベビー石鹸で念入りに洗っても、少し時間が経つと、すぐに匂う。
 赤ちゃんも、生まれた時から、男って事ですかね~ik_40

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

【ニュース】あなたのキックが子供たちを救う!社会貢献&脱メタボイベント開催
 キックボクシングジムRANGER品川GYMを運営する有限会社RANGER(以下RANGER:代表取締役・尾高仁)は、「肥満解消」と「飢餓問題」の解決を目的とした社会貢献イベントおよび関連商品の開発を行うNPO法人メタボランティア(以下メタボランティア、代表:河野誠二)と、キックボクシングを通じた社会貢献&脱メタボプログラム『メッタ蹴り!』を開催すると発表した。
「メッタ蹴り」は参加者が30秒間ミット蹴りを行い、その運動した分を募金として飢餓の子供たちに届けるプログラム。想定消費カロリーを15Kcalとして、参加費150円(1Kcal消費=10円)を募金すれば、自分の健康が飢餓の子供たちの3食分(1食50円)の給食となる。…後略…

 いや~、世の中には、色々な社会貢献の方法があるモンですね。
 これも、一つの協働のカタチと言えるでしょう。

 ジムにとっては、このプログラムに参加することで、社会貢献に興味のある人をキックボクシングに興味を持ってもらうことができる。
 NPOにとっては、団体のミッション達成に貢献できる。
 お互いにメリットがあり、かつ受益者の利益にもつながっていますね~。
 
 和歌山でもこんなプログラムが開催されると良いですね~。

 ってことで、またまた『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 10:39日記

2011年01月26日

【日記】ダイエットで社会貢献?

 ちはっicon23

 サッカーアジア杯、昨晩は劇的勝利と言っても良いのでしょうか?
 個人的には、PK戦になる前に勝ち切って欲しかったですが…
 まぁ、それば置いといて。
 我が息子、今のところ、順調すぎるくらい、すくすくと育っております。
 ただ、不思議な事が一つ…
 赤ちゃんの匂いと言えば、ミルクの匂いのハズ。ところが、何故か、我が息子、前頭部の髪の毛の生え際辺りが、妙に油臭いと言うか、男臭いのです。
 沐浴時にベビー石鹸で念入りに洗っても、少し時間が経つと、すぐに匂う。
 赤ちゃんも、生まれた時から、男って事ですかね~ik_40

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

【ニュース】あなたのキックが子供たちを救う!社会貢献&脱メタボイベント開催
 キックボクシングジムRANGER品川GYMを運営する有限会社RANGER(以下RANGER:代表取締役・尾高仁)は、「肥満解消」と「飢餓問題」の解決を目的とした社会貢献イベントおよび関連商品の開発を行うNPO法人メタボランティア(以下メタボランティア、代表:河野誠二)と、キックボクシングを通じた社会貢献&脱メタボプログラム『メッタ蹴り!』を開催すると発表した。
「メッタ蹴り」は参加者が30秒間ミット蹴りを行い、その運動した分を募金として飢餓の子供たちに届けるプログラム。想定消費カロリーを15Kcalとして、参加費150円(1Kcal消費=10円)を募金すれば、自分の健康が飢餓の子供たちの3食分(1食50円)の給食となる。…後略…

 いや~、世の中には、色々な社会貢献の方法があるモンですね。
 これも、一つの協働のカタチと言えるでしょう。

 ジムにとっては、このプログラムに参加することで、社会貢献に興味のある人をキックボクシングに興味を持ってもらうことができる。
 NPOにとっては、団体のミッション達成に貢献できる。
 お互いにメリットがあり、かつ受益者の利益にもつながっていますね~。
 
 和歌山でもこんなプログラムが開催されると良いですね~。

 ってことで、またまた『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 10:39日記

2011年01月25日

【日記】ググッてみると…

 ちはっicon23

 昨日、16:38~18:42の間、ヤフートップページのニュース欄に、『クマの渦巻き爪 切らず飼育へ』のタイトルで次のようなニュースが掲載されていたことをご存知でしょうか?
 何の気なしに、開いてみると、次のような記事へ。

和歌山公園動物園 クマ 渦巻き爪でも「飼育に支障なし」
 和歌山市の和歌山公園動物園で、人気者のツキノワグマ「ベニー」(雌)の手足の爪が伸び、渦巻きや輪になった状態になっている。切るには麻酔銃を使って眠らせる必要があるが、ベニーは高齢で麻酔薬の量を間違えれば死なせてしまう恐れがある。園を運営する市和歌山城管理事務所は「飼育に支障はない」として伸びるに任せることにしている。…後略…

 和歌山市が、ヤフートップで取り上げられることなど、ほとんどないと思いますが、取り上げられたと思ったら、このようなニュース…
 現在、ベニーちゃんは、冬眠中(ちなみに、動物園のクマが冬眠するのは珍しいことらしい。)
 何かするなら、今がチャンスかとも思いますが、余計なことをして、『わかやまフレンズパークプロジェクト実行委員長』(平成20年5月6日に大橋市長から任命書が手渡されました。)にも就任したことのあるベニーちゃんに何かあっても、悪いですからね。
 市の和歌山城管理事務所さんは、難しい判断を迫られそうです。


 さて、本題へ。
 前置きでもニュース記事だったのに、更にググっちゃいました。
 今日は、2つほど。

提案の市民が事業主体 審査し協定、NPOなど実施
 千葉市は、自治会やNPO法人などに市と共同で取り組みたい事業を提案してもらい、審査の上、市と提案者で協定を結んで実施に移す「協働事業提案制度」を新年度に創設する方針を決めた。…中略…
 従来、行政の施策づくりは、職員による調査や議会での議論、市民の陳情・要望などを通じて行うのが主だった。これに対し、「協働事業提案制度」は、市民の意見や発想を直接反映させ、提案者に事業主体を担ってもらい、課題の解決につなげようという試みだ。…後略…

 ん~、この事業、『わかやまの底力・市民提案実施事業』とほぼ同じだと思うんですけど、どうでしょう?
 協働に関する条例まで持っている、ある意味で協働先進市と言っても良いかも知れない千葉市が、来年度から実施する事業を和歌山市では、平成17年度から実施しているというところは、市民として、もっと評価すべき?
 ちなみに、『わかやまの底力・市民提案実施事業』については、来年度も予算を要求しているようですから、予算化されることを祈りましょう。
 そして、予算化されたら、市民側の責任として、この事業をもっと有効活用し、行政の担当課と顔の見える関係を築き、市民と行政の協働を進めていきましょうね。


 で、2つ目のニュース。

ごみ堆肥化 身近な方法後押し【ひと模様】
 身近な段ボールで園芸用の資材と生ごみをかき混ぜるだけ――。…中略…
 視察で訪れた福岡県志免町で目にしたのが段ボールコンポストだった。…中略…最初は「こんなのが役に立つのか」と半信半疑だったが、実際に体験すると「身近だからこそ誰でもやれる。地域の結びつきを強めるのにも役立つ」と確信に変わった。
 09年度から県のふるさと雇用再生事業を利用して、普及活動を本格化させた。昨年からは、肥料を活用できる有機農業にも活動の幅を広げた。…後略…

 ゴミの減量という環境問題を切り口として、地域コミュニティの再生、有機農業へと活動が派生していくところが、本当にNPOらしい活動だなと思って取り上げてみました。
 上記の取組、行政で言うと少なくとも3課に跨ると思われます。
 縦割りを意識せずに、活動を進めていけるのは、NPOの強みだと思います。
 このような事例を見ると、行政は市民との協働だけではなく、行政内部での協働も模索することが重要なのではないかと思ったのでした。

 ってことで、話は全く変わりますが、例のごとく『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 11:43日記

2011年01月24日

【日記】モッタイナイを生かす…

 ちはっicon23

 知らぬ間に、総アクセス数が、5,000を超えて、すんごく嬉しい今日この頃です。
 3月中にクリアすればよいかと思っていたので、ビックリ。
 最近、アクセス数が、少し増えています。
 なぜだろう?

 息子が生れてから、アッと言う間に毎日が流れていきます。
 昨日は、友人夫妻が生まれて3か月になる子どもを連れて、お祝いに来てくれました。
 2人を並べてみると、新生児の2か月は、随分違うモンだと感心。
 息子も、後2か月したら、あれくらいしっかりするのかな~。
 で、息子と2人並べて写真を撮ったりしていると、息子が『○△□×…』、それに呼応するように、友人の子どもが『△×○□…』ってな光景が見られました。
 言葉にはなっていなくても、子ども同士でコンタクトを取り合っていたのかな?
 良い友達になってくれれば良いな~。

 さて、本題へ。
 今日もググってみましたよ。

モッタイナイ、支える人足りない 仙台のフードバンク
 まだ食べられるのに廃棄される食品を業者から譲り受け、福祉施設などに無料で提供する「フードバンク」活動が、県内でも広がっている。企業の協力で取扱量が増えているが、悩みは活動を支えるスタッフ不足。担当するNPOはボランティアを募っている。
 農林水産省の推計では、賞味期限が迫ったり、包装の外箱が破損したりという理由で、食べられるのに処分される食品は年500万トン以上。1960年代に米国で始まったフードバンクは、国内では「セカンドハーベスト・ジャパン」(東京都)が2000年に始め、各地に広まった。 …後略…

 これは、NPOと企業の『協働のカタチ』の一つと言えるでしょうか。
 
 『廃棄される食品の有効活用』と『食べるのに困っている人の福祉の増進』が目的
 業者は、廃棄される食品を提供することで、企業の社会的責任を果たすことができる。
 NPOが、その食品を活用することにより、団体の目的である福祉の増進を行うことができる。
 で、その結果、食品の提供を受けた人の福祉が増進される。

 良い活動でありながら、スタッフの不足という問題を抱えていることが残念ではある…
 この活動をもっと良いものにするためには、やはりもう一歩進んだ『協働のカタチ』を模索することが必要なのかも知れませんね。
 例えば、無理かも知れませんが、『無償で食品の提供を受けている施設が、出資し合って、NPOのスタッフを増員する。』とか出来れば、NPOの活動は充実するし、提供を受ける側にもメリットが生まれるのではないでしょうか?

 ちなみに、和歌山市でもこのような事例はあるのでしょうか?
 もしあれば、『わかやま市民協働大賞』の受賞事業の可能性大かも!?

 ってことで、『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
 わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 10:35日記

2011年01月21日

【日記】日本経団連は、なかなか…

 ちはっicon23

 今晩は、AFCの日本vsカタール戦がありますね。
 私のイメージでは、日本サッカーはアジアでは強い方で、ライバルは、韓国、オーストラリアくらいと思っていました。
しかし、どうやら、日本は、カタールとは相性が悪いようで、今までの戦績が1勝4敗2分けとか。
 さて、今回は、どうなることやら。

 さて、本題へ。
 今日も、ググってみましたよ。

日本経団連「社会貢献基礎講座」
-わが社らしい活動創出のヒントを伝授/講座と合宿通じ基礎的知識や先進的事例紹介
 日本経団連事業サービス(米倉弘昌会長)は、企業がCSRの一環として推進する社会貢献活動について包括的に学ぶ「社会貢献基礎講座」を実施している。2010年度は、8回の講座と合宿を通じて、基礎的な知識や先進的な事例を紹介するとともに、受講生が自社の活動について考察し、プログラムの見直しや開発に役立つ視点やヒントを得ることができるような討議を行った。講座に込められたエッセンスを報告する。
 「企業」としての特性と「企業市民」としての特性を考える…中略…
 NPOとの協働で社会のニーズに合致した活動を展開する…中略…
 社会起業家としての役割担う社会貢献担当者…後略…

 日本経団連が、上記のような講座を開催しているということは、本当に社会貢献が世の中の流れになっていることの証であると思います。
 特に注目したいのは、『NPOとの協働で社会のニーズに合致した活動を展開する』という部分
 NPOを社会貢献のパートナーとして捉え、協働で取り組むことを明確に打ち出しているところが、NPO関係者としては、とても嬉しいところです。

 こういうのを読むと、NPO側からも企業側へもっと働きかけても良いような気がしますね。

 さて話は変わりますが、わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 10:57日記

2011年01月20日

【日記】NPOがハコモノまで

 ちはっicon23

 昨日は、息子の1カ月検診があったため、お休みをいただきました。
 18日に身長48.2cm、体重2978gで生まれ、23日の退院時には2600gほどまで減っていたのですが、昨日測ると、身長が52cm、体重が4200gほどに。
 大きくなっているとは思っていましたが、実際に計測すると一目瞭然。
 これからも順調に成長してくれることを祈っています。

 さて、本題へ
 ググってみました。

自ら築く「共同住宅」 市民やNPO、望みの形で
 障害があっても、高齢でも、住民が支え合いながら安心して暮らせる住まい。そんな共同住宅を一般の市民や特定非営利活動法人が一からつくり上げる動きが少しずつ広がっている。行政や業者頼みでは本当に自分たちが望む住まいは実現しないからだ。簡単ではないがあなたにもできるかも知れない。…後略…

 日本経済新聞のウェブ版の記事で、3つの事例が掲載されていますが、どれも興味深く読みました。
 まぁ、当然の成り行きとも言えるかも知れませんが、ついにここまで来たかという感じを受けます。
 皆さんは、どう思われますか?
 箱モノを作るために、NPOを中心にして資金集めから行うというのは、NPOの持つ大きな可能性を示していると思います。
 今後もっと、NPOの活動範囲は、広がっていくのでしょうね~。

 さて話は変わりますが、わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 11:35日記

2011年01月17日

【日記】震災から早16年

 ちはっicon23

 今日も寒いですが、週末は、ホントに大寒波でしたね~。
 私は、相も変わらず引き籠ってました。
 息子が生れてから早1ヶ月が過ぎようとしています。
 最近、プクプクに太ってきたので、気になって体重を量ってみると、どうやら知らないうちに、4キロ超えを達成している模様。
 このまま、何事もなく、元気に育って行ってくれると良いのですが…

 さて、本題へ
 今日もググってみました。

阪神大震災から16年 阿倍野で講演や救命救急訓練
 阪神大震災から17日で16年を迎えるのを前に、NPO法人大阪ライフサポート協会は16日、大阪市阿倍野区の市立阿倍野防災センターで「防災・救急市民セミナー」を開き、災害時の医療や市民として必要な対応について考えた。…後略…

 阪神大震災から早いもので16年
 ホントに大惨事と言える出来事でした。
 あの出来事を教訓として、災害対策、住民福祉の充実が図られなければ、尊い犠牲が無駄になってしまいます。
 和歌山も、東南海・南海大地震の危険が叫ばれて久しい昨今、今のうちから、心構えだけはしておく必要があります。

 さて、あの出来事が、大きな転機となって、特定非営利活動促進法が議員立法で制定されることになったのは、この業界では有名な話です。

 被災時に行政のみで対応することには、限界があることが分かったこと。
 NPO・ボランティアが対応に大きな力を発揮したこと。

 これらの事が、今の『新しい公共』の考え方につながってくるのです。

 一層、市民自治社会が進むよう、尽力していければと思います。

 さて、わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。

  


Posted by よりあい・まち at 15:32日記

2011年01月14日

【日記】不法投棄

 ちはっicon23

 今日は、夜の当番ですので、お昼からサロンにやってきました。
 昨晩は、サッカーを見ながら、こたつで寝てしまい、体が痛い…。
 サッカーに詳しくないので、良くは分かりませんが、内容としては決して良いものではなかったような気がします。
 今回のAFC、どうなるのんでしょうね~。

 さて、本題へ。
 ググってみました。

徳島の遍路道は「ごみの道」 NPO、汚名返上へ撤去計画
 NPO法人徳島共生塾一歩会(徳島市)による調査で、県内の遍路道14カ所に推計300トン以上のごみが不法投棄されている実態が明らかとなり、県民に大きな衝撃を与えた。不法投棄は何十年も前から繰り返され、住民や行政による監視や撤去が追いついていない。「四国八十八カ所霊場と遍路道」は世界文化遺産登録を目指しているが、お遍路さんから「ごみの道」とやゆされているのが実情だ。一歩会は「徳島の恥」として、美波町を皮切りに地元住民らと連携して撤去に乗り出す。…後略…

 不法投棄の問題と言うのは、これぞ、まさに地域課題という感じ。
 しかし、有名な観光地にこれほど大量の不法投棄があるとは、悲しい現実ですね。不法投棄で有名な場所としては、日本一の山である富士山なんかも含まれるかと思います。
 一部の不届きもののために、心ある一部の人が頑張らなければならない世の中というのは、間違っているような気がしますが、課題解決に向かって取り組む人には、素直に賛辞を送りたいところですね。

 今回の取組のミソは、目的でつながったNPO法人と地縁でつながった地域住民が、お互いに協力して目的の達成に取り組むと言うこと。
 とても素晴らしい事ですね~。

 そして、これこそ、まさに協働の取組とも言えるもの。

 和歌山市でもこのような取組があるのであれば、是非、わかやま市民協働大賞に応募して欲しいところです。

  


Posted by よりあい・まち at 19:32日記

2011年01月12日

【日記】ウィンウィンウィン…

 ちはっicon23

 最近、新しいドラマが始まっていますね。
 私、ドラマと言うのは余り見ない性質なのですが、昨晩フジテレビ系列で放送された『CONTROL~犯罪心理捜査~』(主演:松下奈緒、藤木直人)は見てみました。
 感想は、物理学と心理学と言う違いはありますが犯罪捜査に学者が関わるという点、学者が若干変人キャラとして描かれている点では『ガリレオ』(主演:福山雅治、柴咲こう)と、主人公がチョッと左遷され気味なところは『相棒』(主演:水谷豊、寺脇康文)の要素を足して2で割った感じかなと。
 キャスティングも豪華で期待が大きかっただけに、インターネットの感想では、かなりの酷評が目立ちますが、個人的には、今後に期待したいところですね。
 皆さんは、お気に入りのドラマはありますか?

 さて、本題へ。
 ググってみました。

炭の粉で果樹霜害防げ 秩父 畑暖める燃料に活用
 地元の炭焼き工場で出る炭の粉で「炭団(たどん)」を作り、果樹園の霜被害を防ごうという試みが秩父市で始まった。不用物を燃料に変える一石二鳥の試み。手間さえ惜しまなければ、ほとんどコストゼロで大切な果実を守れるとあって、果樹農家の注目を集めている。…中略…
 森田担当部長は「市販燃料は経費がかかり過ぎる。地域にあるものを活用したい」、NPOの吉田進理事は「農家の役に立つならうれしい」と話した。

 そもそもNPO法人の、ダムの流木を集めて炭を作ると言う取組も面白いと思います。
 で、更に、この取組は、NPOが行政に協力を求めて、行政が応えるパターンの協働と言えると思います。
 この取組のどこが協働か?

 NPO法人「森」にとっては、不用物である炭の粉の処理を地域に役立てることができる。
 行政にとっては、地域の農業振興に寄与する事ができる。
 市民にとっては、少ない費用で、遅霜の被害が軽減できる。

 この取組に関わる3者にとって、全てプラスになっている、ウィンウィンウィンの関係になっているところが、まさに協働の取組と言えると思います。

 いずれにしても、課題を全く抱えていない地域は無いでしょうから、その地域課題の解決に向けて、能力を発揮できる主体が、それぞれに力を発揮することが、地域の活性化に向けて重要なのではないでしょうか?

 和歌山市は、どのような課題を抱え、その解決に向けて、どのような主体が関わることが最も効果的・能率的なのでしょうか?  


Posted by よりあい・まち at 14:02日記

2011年01月07日

【日記】地方自治のカタチ…

 ちはっicon23

 息子を沐浴させるために、妻の実家に毎日行っています。
 どうやら息子は、沐浴が好きらしい。
 お湯に浸かっている間は、目がトロンとなりますが、お湯から引き上げた途端、号泣。
 そして、体を拭いて服を着せると、泣き止んで、上機嫌。
 これが、また可愛い。見ていて、とても癒されます。

 さて、親バカを晒すのもいい加減にして、本題へ。

 例の如くググってみました。
 NPOをキーワードにしてググってみると、NPOに直接関係ないが、一度は考えても良い題材だと思ったので、取り上げました。最後の段落に『NPO』の単語が見られますね。
 同じような記事が毎日新聞の3面にも大きく掲載されていたので、今、私たちが直面している課題と捉えても良いのではないでしょうか?
 本文は、だいぶ長いので、かなり端折っていますので、是非リンクから全文をお読みください。

使いこなしているのか 自治体の二元代表制
 あちこちの自治体で首長と議会の対立が先鋭化している。憲法が定める「二元代表制」が機能不全に陥ったのか。いや、成熟への過渡期と、とらえたい。…中略…
 総務省は二元代表制の是非を含めた検討を始めた。議会も執行部に入り責任を持つ、議会と執行部を完全に独立させる、の両極二案が出ている。…中略…
 女性、若者を議会に
 夜間議会など住民参加を進める動きも増えてきた。さらに進んで、地域社会で議員活動を支える仕組みがあってもいい。女性、若者や会社員の議員が増えれば、多様性が確保され議会力は強まる。手持ちの制度を使いこなしながら改革できることは山ほどある。
 地方自治を担うのは首長、議会、そして住民だ。いま、地域委員会やNPOなど新しい公共、住民投票の活用…と住民主役の議論が高まっている。住民一人一人が地方自治を考え直す好機である。


 首長と議会の対立で全国的にも注目を集めているのは、阿久根市や名古屋市といったところでしょうか。
 こんなゴタゴタは、無いに越したことはないのでしょうが、悪い事ばかりではないと思うのです。
 このゴタゴタで、少なくとも住民は、政治に関心を持たざるを得なくなった点については、良い事だと思うのですが、どうでしょう?あまり長引くと、住民から愛想を尽かされて、逆効果のような気もしますが…

 戦後、成長を前提として構築された今の社会の仕組みは、今後の低成長社会、持続可能な社会に対応するために、転換を迫られているのだと思います。
 おそらく、この首長と議会の関係もその中の一つなのではないでしょうか?

 地域ごとに答えは、異なるものと思いますが、今のうちに、地域住民みんなで考えることが必要ではないかと思います。
 まずは、個人個人で考えてみませんか?
  


Posted by よりあい・まち at 10:50日記

2011年01月04日

【日記】認定NPO法人制度…

 ちはっicon23

 新年明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 昨年は、総アクセス数が、4,000を超えることができました。
 今年度中に、何とか5,000を超えることができるよう、今年も、NPOやボランティアに関連する話題を提供していきたいと思っています。

 少しプライベートな話をば。
 昨年末に、第1子が誕生し、年末年始(28日から3日まで)は、妻の実家にて厄介になりました。
 子どものオムツ換え、沐浴はもちろんのこと、同時期に里帰りしていた妻の姉夫婦の元気な姪っ子2人の相手、出産祝いの対応など、本当にバタバタの毎日でした。
 産後で安静にしなければならない妻はもちろんのこと、義母も私も、昨日から風邪引きの真っただ中です。
 今年は、何かと大変な1年になりそうな予感がします。

 さて、本題へ。

税優遇NPO、都道府県が認定=通常国会に法案提出-政府
 政府は29日、税制上の優遇措置を受けられる認定NPO法人に関する事務を国税庁から都道府県に移管することを柱とする法案を次期通常国会に提出する方針を固めた。公共サービスを官民一体で担う「新しい公共」の推進に向け、担い手となる法人を増やすのが狙い。…後略…

 さて、新しい公共の確立に向けて、NPO活動の活発化を図るための制度改正については、歓迎すべき事だと思います。

 ただ、認定NPO法人については、ウィキペディアによると、『認定を受けるための条件(パブリックサポートテスト)が厳しく、…中略…2010年12月1日時点の認定数は188法人である』ということで、認定事務が国から県に移管されるからと言って、その数が増えることはないと思うのですが、どうなのでしょう。

 今回の改正に当たって、要件も緩和されているのでしょうか?

  


Posted by よりあい・まち at 11:26日記