2010年07月30日

【日記】100万人を割るだってぇ~

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 昨日の天気と打って変わって、朝から晴れて暑くなりそうな今日。
 サロンは珍しく利用予約もなく、閑古鳥が鳴きまくっています。印刷機の利用者くらい、現れてくれるでしょうか?

 さて、本題へ。

 今日の毎日新聞27面に『和歌山県100万人割れへ 近畿最少』の見出しが…

 記事によると、『和歌山県の8月1日現在での推計人口が100万人を割ることが確実になった。近畿2府4県で唯一。同県の人口は、1955年に100万人を突破し、82年の109万人をピークに減少。昨年10月時点で人口100万人未満の県は8つ』というもの。

 一方、私たちの和歌山市も県と同様に、ピーク時には、40万人を突破していながら、現在は、369,265人(平成22年7月1日現在国勢調査基準人口)という状況。

 30年弱で3万人以上、年間1,000人以上減っている計算になります。
 人口だけ見ると、まさに、右肩下がり!?の社会といった感じ。
※まぁ、これは、あまりに言い過ぎなので、世の中では、『持続可能』なんて言葉がよく使われるんじゃないかと思いますが

 で、今の社会のシステム(行政運営、年金制度など)は、右肩上がり(税収増)を前提に組まれたもので、人口が減少するような今の時代には、合わなくなってきている部分が多々あります。

 そこで、出てきたのが、最近、政府がよく使う、『新しい公共』って概念です。
 簡単に言えば、公益的な部分を行政だけで担うのではなく、広く市民も参加して担いましょうってこと。

 まさに、このブログでいつも登場する、と言うか、させている、協働のことなんですよね。

 ここで、『公益的な部分を担う』なんていう難しいことは、自分にはできないと言う、あなた。
 そうではありません。
 自分にできること、自分にしかできないことがきっとあると思います。

 例えば、
 子育てを終えた主婦の方であれば、その経験を生かして、若いお母さんの子育て支援をしてみる とか
 工作が得意で、子どもが好きであれば、子ども向け工作教室をしてみる とか
 農作業が好きな方であれば、遊休農地の有効活用活動に参加してみる とか

発想が、貧困なので、あまり良い事例が浮かんできませんが…、自分にできることを自分のできる範囲ですれば良いと思うのです。
 個人で始めるのが、難しい場合は、同じ思いを持った仲間を探すのが近道かも知れません。

 みんなの力は小さいかもしれませんが、その力を集めれば、きっと大きな力になります。
※何か、選挙のキャッチフレーズみたいですねik_40もしくは、西川きよし「小さなことからコツコツと」ik_40以前にも書きましたが、皆さん、選挙には行きましょ~

 人口減少下であっても、市民協働が実現すれば、和歌山市を『住んで良かった・住み続けたい』まちにすることができるのではないでしょうか?

 ん~、何か、非常に硬い内容且つ、説教臭くになってしまいしましたね…。反省ik_70

 もうちっと、軽いノリでお届けできるように成長していきたいと思いま~す。
  


Posted by よりあい・まち at 10:59日記

2010年07月29日

【イベント情報】夕暮れジャズ・カフェ

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 今日は、朝から、大雨で大変でしたね。
 今は、セミも鳴き始め、このまま、雨が止んだ状態が続いて欲しいところ。

 さて、本題。

 今日、ご紹介するのは、『夕暮れジャズ・カフェ』です。

 このジャズ・カフェ、今年で4回目を迎える夏の恒例イベントとなりつつありご存知の方も多いと思いますが、事の起こりは、何と、『わかやまの底力・市民提案実施事業』だったりします。

 平成19年度の「できることからすぐする部門」で採択され、生みの苦しみもありながら、行政と協働で実施し、その結果として、その取組が認められ、市民会館の独自事業ではありますが、現在も継続されていることは、本当に嬉しいことです。
 このイベントは、わかやまの底力・市民提案実施事業から生まれた、協働の一つのカタチを示しているものと思います。

 時間があれば、立ち寄ってみては如何ですか?
 概要は、次のとおり。

1 日時  平成22年8月 7日(土) 18:00~20:00
      ※ぶんだら祭り&紀州よさこい祭りの開催日と重なってますが、ちょっと合間に静かな音楽を…
       平成22年8月28日(土) 18:00~20:00

2 場所  和歌山市民会館(和歌山市伝法橋南ノ丁7番地)  


Posted by よりあい・まち at 15:47【イベント情報】

2010年07月28日

【日記】ググッてみました。

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 今朝、サロンに向かっていると、女子高校生2人組みから『やっぱり、ゴキブリ出るんやで。』すれ違い様に、何て声が聞こえてきて、心の中で、『何でやねん』とツッコンでいた私ですik_40
 一体、どんな話をしてたんでしょうね~。気になるところです。

 さて、本題に…。
 今日は、ブログネタも見つからなかったので、困った時のグーグル頼みということで、ググッてみました。

 『グーグル・ニュース』でキーワードをnpoで検索した結果、1700件余りヒット。
 ニュースだけで、これだけの数ですから、NPOという言葉が、本当に市民権を得てきているんだなと思います。
 流石にこれだけあると、良いニュースばかりではなく、悪いニュースも目につくのが悲しいところ…ik_84

 さてさて、気を取り直して、数ある中から、気になったニュースをピックアップik_49
 記事全文は、タイトルをクリック!!

 ミニ水族館:都川の自然知ろう NPOが千葉市動物公園内にオープン /千葉

 内容は、『千葉市を流れる都川の自然に興味を持ってもらおうと、同市のNPO法人「都川の環境を考える会」(武部功理事長)が千葉市動物公園(同市若葉区)の全面協力を得て、同園内にミニ水族館「都川いきもの広場」をオープンし、約60の水槽にアユやフナ、タニシ、水草など30種類以上の水生生物を展示している。さらに管理についても、両者共同で行う。』というもの。

 環境保全NPOが、啓発のためにミニ水族館をオープンさせることは、よくあることかも知れませんが、この事例の場合、オープンさせた場所が行政が直接運営している千葉市動物公園ってことで、私的には興味深いところですね。
 まさに、一つの協働のカタチと言えるのではないかと。
 行政側が、場所を貸しただけでなく、管理についても、役割の一部を担うというところに価値を感じます。

 ここの動物園は、和歌山城内にある動物園とは規模が異なる大きな動物園のようですが、来場者を増やし、動物園という地域の資源を有効に活用するための一つのヒントにはなるのではないでしょうか。

 ここ数年、和歌山公園動物園でも、数多くの市民の力によるイベント(動物ガイドボランティア、ズーフェスタなど)が行われるようになってきていますが、今後、新たな市民と行政の協働事例が生まれることで、もっと魅力的な市民の憩いの場になっていけば、良いなと思う今日この頃です。  


Posted by よりあい・まち at 11:48日記

2010年07月27日

【日記】サロンに新しい仲間が…

 こんばんはっicon23

 今日は、夜も開いているサロンからお届けします。

 全国高校野球和歌山大会、結局、例年の如く、智弁和歌山が優勝したみたいですね。
 甲子園では、是非、和歌山の代表として、頑張って欲しいところです。

 さてさて、本日、2回目のアップは、サロンに新しい仲間が入ったお披露目をば…




 携帯のカメラで撮ったので、何のこっちゃ、分らないとは思いますが、赤丸で囲んだ辺りに、白っぽいのがいると思います。

 そう、新しくサロンに仲間入りしたのは…

 白メダカさんの稚魚たちです。小さいので、何匹いるかわかりません、

 サロンには、以前から緋メダカが居て、みんなのアイドルをしていたのですが、今日、とあるところで、白メダカの稚魚をゲットすることができたのです。

 これで、白メダカが大きくなれば、サロンの紅白メダカってことで、今以上に、みんなのアイドルになってくれることでしょう。

 何か、縁起も良い感じですしね~。

 是非、一度、見に来てくださいねik_01  


Posted by よりあい・まち at 20:08日記

2010年07月27日

【日記】新聞に気になる記事発見!!

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 毎日、酷暑続きで、全国で、熱中症による死者が続出していますが、皆様、如何お過ごしでしょうか?
 適切な水分補給と、適度なエアコン使用で、夏を無事に乗り切りましょ~。

 さて、本題
 今日の毎日新聞朝刊の27面に気になる記事発見。

 「9市で経験5年未満のみ、ケースワーカー主要74市区調査、受給世帯増で激務に」の見出し

 内容は、『生活保護世帯を訪問する自治体のケースワーカーの経験年数について、毎日新聞社が全国主要74市区(道府県庁所在地、東京23区、政令市)を対象に調査したところ、5年未満の職員しかいない自治体が高松、和歌山市、盛岡、福島、甲府、福井、静岡、大津、佐賀の9市、経験5年未満の職員の割合が9割以上の自治体が22市』と言うもの。
 専門家のコメントとして、『保護世帯の家族の様子が分るようになるには、3・4年は掛かる。ベテランの配置は必要』という指摘も掲載されている。

 行政には、異動と言うものがあります。
 これは、和歌山市の協働ガイドブックによると、『様々な経験をさせることで幅広い知識や視野を身に付けさせたり、特定者との癒着を防止したりといった意味をもち、職員は、一般的には、数年に1回他の所属に移る』らしいので、この記事による調査結果は、まぁ、当然のことではないかと個人的には思います。

 ケースワーカーは、保護世帯の生活に直接関わり、また夜も遅くまで職場には電気が点いていることから、精神的にも肉体的にも、厳しい仕事であり、経験年数が5年未満というのも、何となく納得できる気がします。

 もちろん、専門家のコメントも、納得できるもので、ケースワーカーは、高い専門性を持つことが必要であるとは思います。

 そこで、高い専門性を持つ職員が必要となる課については、異動のサイクルを他の部署よりも長く取るというように、柔軟に対応することも必要かも知れませんが、それも組織全体のことを考えると難しいのではないかと。

 では、どうすれば良いのか?

 私は、ケースワーカーである行政職員の経験不足を補う仕組みを考え出せば問題の解決に繋がるのではないかと思うのです。

 この仕組みを具体的な言葉で示すと、度々このブログに登場する協働になるのではないかと思うのですが、如何でしょうか?

 協働は、お互いが長所を持ち寄って、補完し合いながら、公共サービスを提供することです。

 協働の担い手の一つであるNPOやボランティア団体等の市民公益活動団体は、特定の分野において、継続的に活動を行っており、高い専門性を有していることが多いです。

 これらの団体と行政が上手く連携を図ることができれば、行政職員の経験不足を補い、質の高い公共サービスを提供することができるのではないかと思うのです。

 皆さんは、どう思われますか?

 協働は、住んでよかった・住み続けたい『まち』をつくる、キーワードではないでしょうか?  


Posted by よりあい・まち at 14:49日記

2010年07月26日

【イベント情報】おもちゃ病院

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 休日空けの本日、週明け恒例の2回目のアップです。

 今日ご紹介するのは、『特定非営利活動法人 子どもNPO和歌山県センター』さん主催の『子どものためのおもちゃ病院です。

 まずは、主催団体である『特定非営利活動法人 子どもNPO和歌山県センター』さんのご紹介から。

 こちらの団体さんは、和歌山県第1号で認証されたNPO法人で、その活動実績は随一。
 わかやまの底力・市民提案実施事業などの採択経験も豊富にお持ちの団体さんで、ぶらくり丁内の事務所のほかに、市駅前のファーストビル内に子育て支援拠点もお持ちで、どちらも、いつお邪魔しても、お母さんと子どもさんでいっぱいです。

 さて、やっと本題。

 『おもちゃ病院』の概要は、以下のとおり。

1 開催日時
  平成22年8月22日(日)
 ①受付 … 11:00~12:00
 ②修理 … 12:00~16:00
 ③受渡 … 16:00~17:00

2 場所
  キッズ・ステーション(和歌山市匠町29)

3 内容
  壊れたおもちゃをボランティアの人たちが修理します。
 ※直らない場合もあります。電池可動式のぬいぐるみ・乗用のおもちゃは除く。

4 その他
  一家族につき、一つまで

5 問合せ先
  特定非営利活動法人 子どもNPO和歌山県センター
 ①住所 … 〒640-8028 和歌山市匠町29
 ②電話 … 073-432-3664
 ③FAX … 073-402-1243
 ④メール … kodomo-npo@e-ml.net
 ⑤HP … http://kodomo-waka.org

 この取組は、子どもたちに壊れたおもちゃを修理して使う楽しさを伝えることを目的に行われているようです。

 様々なモノが溢れ、使い捨ての時代の中で、ものを大事に使い続ける大切さ、喜びを伝えて行くことは、親の責任ではないでしょうか?

 『MOTTAINAI』は、日本の古き良き文化。

 とりあえず、最初の一歩に、難しく考えず、こちらのイベントに家族で参加してみては!?

 興味がある方は、問合せ先まで。  


Posted by よりあい・まち at 16:37【イベント情報】

2010年07月26日

【日記】選挙告示!!

 おはようございま~す。

 とうとう、和歌山市長選挙と和歌山市議会議員補欠選挙が告示されましたね。
 早速、昨日、住んでいる周辺では、各立候補者が、こぞって街頭演説してました。参議院議員の世耕さんの声も聞こえてました。
 お寝坊さんの自分には、辛い仕打ちik_40

 そんな話は、置いといて…

 市長選挙は、何もなければ、この先、4年間、和歌山市のリーダーを選ぶもの。

 一方、和歌山市議会補欠選挙は、来年4月の統一地方選挙までの任期(実質半年強くらいらしい)の議員を選ぶもの。
※法律で規定されており、市長選と兼ねて実施するため経費があまり掛からないとは言え、半年ちょっとの任期のために、選挙ってする必要あるのか、個人的には疑問に思いますが…

 まぁ、何にせよ、自分たちの暮らす、まちの将来を左右する決定を下すものですので、立候補者の政策で慎重に決定したいところですね。
 特に、市長選の方は、リーダーによっては行政運営の方針が全く変わり、市民生活に直接変化を及ぼすこともあるので、慎重に選ぶ必要があると思います。
 停滞感の漂う今の世の中、行政に刺激は必要だと思います、が、度々ニュースを賑わせている阿久根市のように刺激がいっぱい過ぎるのもどうかと思いますし。
※今日も、議会の同意が必要な副市長の就任を議会無視で決定したみたいですし。こういうのは、法治国家における行政トップの取る手法ではないかと…

 ホントに難しいです。
 今回は、一体、誰に入れましょうかね~。

 皆さん、棄権だけは有り得ませんよ。

 ニュースで見たのですが、海外では投票に行かない場合は、罰則があるところもあるようです。

 投票日、用事がある方は、期日前投票も可能ですから、必ず投票には行くようにしましょ~♪  


Posted by よりあい・まち at 10:52日記

2010年07月23日

【日記】消費者庁長官!?

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 ホントに暑いですね。
 外出すると、融けてしまいそうですik_40
 早く、暑さに慣れなければik_01

 さて、今日は、ニュースを見ていて気になったネタを一つ…
 asahi.comに、「消費者庁長官に前我孫子市長・福嶋氏起用 仕分けで活躍」の見出しが!

 前我孫子市長の福嶋浩彦さんと言えば、昨年8月26日に和歌山市役所で『市民の公共をつくる』と題して講演を行った、その人である。
 その講演会では、地方と国の制度の違いから始まり、地方分権や住民自治の重要性、協働の必要性など、具体的事例を踏まえながら説明があり、2時間という時間があっという間に過ぎてしまったことを鮮明に覚えています。

 さて、市民活動から市議を経て市長になった、いわば、市民自治のプロである福嶋さんが、消費者庁長官に就任する見込であると言うこの記事を見て、私自身は少々違和感があるのです。
 福嶋さんの経歴を見れば、地方分権の所管庁である『総務省』辺りか、内閣府の『市民活動推進担当大臣(仮称)』辺りが、個人的には、妥当ではないかと思うのですが、如何なモンでしょうik_19

 まぁ、就任されたら、間違いなく、国民のために、全力で頑張っていただけることでしょう。

 とにかく、今後の活躍に期待ik_72  


Posted by よりあい・まち at 13:55日記

2010年07月22日

【イベント情報】わらべうたがいっぱい(毎月第4金曜日)

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 炎天下の本日、2回目のアップを少々…

 さて、今回、ご紹介するのは、『和歌山おはなしの会 語りの森』さん主催の『わらべうたがいっぱい』です。

 まずは、団体さんの紹介をしておきましょう。
 『和歌山おはなしの会 語りの森』さんは、平成19年度わかやまの底力・市民提案実施事業(できることからすぐする部門)で採択された経験をお持ちの団体です。
 もちろん、この採択を受ける前から、長年、地道に活動を行っておられ、底力事業の採択をきっかけとして、今では、紀伊風土記の丘の古民家を利用したお話会の開催なども行われています。

 で、やっと、ここから、『わらべうたがいっぱい』の概要は、こちら!

1 開催日時  毎月第4金曜日 10:30~12:00

2 開催場所  和歌山生協病院 5階 会議室(和歌山市有本144-17)

3 内  容  絵本とむかしばなしとわらべうたで遊ぶ会

4 問合せ先  hippi_j@msn.com

 ホームページは、こちら ⇒ http://katarinomori.sakura.ne.jp/

 私も、数回、古民家でのお話会を聞きに行ったことがありますが、薄暗い古民家の中で、語られる昔話は、非常に雰囲気があって、良かったですよ。特に、子どもさんなんて、昔話の世界に引き込まれているようでした。

 興味があれば、普段の活動に、一度参加してみてはいかがですか?

 ちょうど直近の開催日は、多分、明日。

 問い合わせは、上記のメールから
  


Posted by よりあい・まち at 15:09【イベント情報】

2010年07月22日

【日記】選挙モード突入!?

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 今日は、朝から、凄いことが起こりました。


 何と


 私がサロンに来てから4年目にして初めて


 いきなり


 市長   が来訪されたのです。

 そして、その場に居合わせた全員と笑顔で握手だけして、帰って行きました。

 来訪の目的は、サロンの視察とかだったら嬉しい限りなのですが、定かではありません。

 サロンの近くには、市長の選挙事務所があります。
 そこに寄った、ついでだったのでしょうか?

 いずれにしても、一足早く選挙モードに突入しつつあると言うことでしょうか。

 個人的には、次期市長がどなたになったとしても、雨が降るとあの有様になる、サロンを充実してもらえたらな~と思う今日この頃です。  


Posted by よりあい・まち at 12:06日記

2010年07月21日

【日記】今日の毎日新聞を読んで

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 暑さと蝉の大合唱で、寝覚めの悪い季節になってきましたね。
 まだ、日陰は比較的涼しい風が吹いているので、夏本番まで後一歩と言うところでしょうか。

 さて、今日の日記は、今日付けの毎日新聞の地域面(19面)「県都の現場から」の欄に、このブログでも度々扱っている「協働」の観点から、興味深い記載が…

 内容としては、生活保護の問題を扱ったものなのですが、中段辺りに「住居についても、07年10月から市営住宅2部屋をNPO団体に権利金なしで月額約1万円で貸し、保護が受けやすい状況を促した。」という文章がありました。

 この文章は、書き方が少し乱暴なため、その真意が読み取りにくくなっているような気がするのですが、『行政が路上生活者などの一時的な生活拠点として、支援活動を行っているNPO団体に対して市営住宅を特例で貸し、NPO団体がそこで自立支援を行っている』ということだと思います。

 市営住宅は、通常、入居する際には保証金が必要ですし、家賃もいくら安くても2~3万円はするでしょう。
 それを保証金免除、家賃を月額約1万円というのは、なかなかの特例と言えるのではないでしょうか。

 これは、おそらく、NPO団体から働きかけを受けて、行政側がその必要性・有用性を認め、路上生活者の自立支援という互いの思いが一致したことから、特例を付けて、市営住宅を貸し出すことにしたのではないかと思います。

 特に、今回のケースで言えば、行政側は、直接の担当課である生活保護の担当課だけでなく、市営住宅の担当課の2つの課が動いていることになります。
 縦割りの行政と揶揄される中で、これって結構凄いことだと思いませんか?

 行政に対して、NPO団体から提案があった場合、その多くは、今まで行政が取り組んだことのない手法だと思います。
 そこで、取り組んだことがなくても、まず、話くらいは聞いてみては如何でしょうか?
 多分、取り組み方が違うだけで、NPO団体も行政も、目指しているところは、同じなハズ。
 同じ思いを持っていれば、どう連携・協力すれば、最も効果的・能率的になるか協議を重ねると、互いの目的達成に近付けるのではik_20ik_19

 そんな取組が数多く生まれれば、和歌山市が住んで良かった・住み続けたい「まち」になるのではないでしょうか。

 生活保護制度にも市営住宅制度にも詳しくない、私が書いてるんで、間違ってるかも知れませんが…  


Posted by よりあい・まち at 13:20日記

2010年07月20日

【助成金情報】エイブル・アート・アワード『展覧会支援の部』

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 週明けは、休んだ分、連続でアップすることが通例になってきましたが…
 本日、2回目のアップ。

 さて、今日、ご紹介するのは、『エイブル・アート・アワード』の『展覧会支援の部』の募集についてです。
 概要は、次のとおり。

1 応募締切  平成22年8月31日(火) 必着
 
2 助成対象
  障害のある人で、絵画や立体造形などの創作活動を行っている作家(個人・団体)

3 助成内容
  次のギャラリーにおける展覧会の開催に係る費用
 ① ギャラリー借上げ費
   ガレリア・グラフィカbis(東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1階)
   A/A gallery(東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 #208)
 ② 展覧会企画を行うコーディネーターの派遣費用
 ③ 案内はがきの作成費用
 ④ エイブルアートジャパン・マスコミへのPR
 ⑤ 展覧会開催に関する人的支援

3 問合せ先
  エイブル・アート・ジャパン
 ① 住所 : 〒101-0021
         東京都千代田区外神田6-11-14 アーツ千代田3331 #208
 ② 電話 : 03-5812-4622
 ③ FAX : 03-5812-4630
 ④ メール : info@ableart.org
  
 様式及び詳しくは、次のURLから
⇒ http://www.ableart.org/

 具体的に金銭的な助成が受けられる訳ではありませんが、自ら作成した作品について、発表する場を設けることは、なかなか難しいことだと思います。

 そんな時、この助成は、役に立つのではないでしょうか?

 ただ、会場が、ともに東京であることから、かなりの勢いが必要かと思いますが…

 反面、東京で、個展を開くことができれば、ステップアップには、最適化と。  


Posted by よりあい・まち at 16:41【助成金情報】

2010年07月20日

【イベント情報】0、1、2才の表現遊び

 おはようございます。

 皆さん、3連休は、如何、過ごされたでしょうか?
 私は、何をする訳でもなく、月曜日だけ、モデルハウスめぐり(合計5件くらい?)をしてきました。
 その疲れからか、非常に体調が悪く、午後からどうしたものかと考えています。

 さて、今日は、ご紹介するのは、『特定非営利活動法人 和歌山こどもの広場』さん主催のイベント『0、1、2才の表現遊び』です。
 概要は、次のとおり。

1 日 時 : 平成22年7月29日(木) 11:00~12:00
        ※ 受付 10:45~

2 場 所 : 和歌山市中央コミュニティセンター 3階

3 講 師 : 表現教育家 岩橋 由莉

4 その他 : 保険代 300円/1人

5 問合せ先
  和歌山こどもの広場(わかば)
 ①住所 : 〒640-8331 和歌山市美園町5丁目5-1
 ②電話 : 073-428-2411
 ③FAX : 同上
 ④メール : wakaba_since2008@yahoo.co.jp

 初めて、子どもが出来ても、どう一緒に遊べば良いのか、分らないものです。
 1人で悩むのではなく、一度、参加してみては如何ですか?

 もしや、ママ友も出来るかも知れませんよik_18

 まずは、問合せ先への連絡から!!  


Posted by よりあい・まち at 09:51【イベント情報】

2010年07月16日

【日記】今、和歌山がアツイっ!

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 天気予報では、週末には、梅雨明けすると言ってますね。
 しかし、昨日辺りから、既に、セミが鳴き始めています。
 自然は、既に梅雨明けを感じ取っているのではないでしょうか?

 しっかし、セミが、鳴くのを聞くとホントに夏本番の到来を感じますね~face10
 夏ばてには、気を付けて頑張りましょう~ik_01

 さて、タイトルについて…

 昨日、たまたま、ロイネットの宮脇書店に立ち寄った際に、この暑い中、スーツ姿のSPっぽい人たちが、入り口付近に立っており、ちょっと入りにくい、異様な雰囲気でした。

 何があるのかと、掲示板に目をやると、全国知事会が開催されているとのこと。
 この模様は昨日のニュースでも、地方自治を所管する総務省の原口大臣や大阪府の橋下知事の発言などが盛んに取り上げられていましたが、この全国知事会は、その名のとおり、全国から知事が集まり、地方分権など地方自治に関することについて様々な議論がなされています。
※流石に、口蹄疫で大忙しの宮崎県の東国原知事の姿は確認できませんでしたが…

 地方分権って、最近、よく耳にする気がしますが、皆さんは、ご存知ですか?

 地方分権というのは、国が持っている権限(行政の決定権)や財源(税金)を地方(県や市)に移し、住民に身近な地方が自らの選択と責任で物事を決定し、地域の特色を生かした地域づくりを行うことと言えます。

 住民に身近なと言うと、NPO・ボランティアに勝るものはありません。
 地方分権が進むにつれて、行政のパートナーとしてのNPO・ボランティアの重要性は、高まってくると思います。

 このブログでも度々持ち出している『協働』を行う意味がここにあるのではないでしょうか?  


Posted by よりあい・まち at 11:40日記

2010年07月15日

【助成金情報】地域づくり団体等活動支援事業 まちづくり等

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 昨日の惨状から、何とか立ち直り、通常営業しているサロンからお届けします。

 梅雨も今週末には、明けると言われているので、とりあえずは、一安心といったところでしょうか。
 といっても、そうこう言っている間に台風の時期も到来しますし、昨今のゲリラ豪雨と言うか、スコールのような雨が降れば、たちまち、雨漏りの危機に襲われること請け合いで、心配は尽きませんね~♪
 まぁ、悩んでいても仕方ないので、気楽に行きましょ~ik_40

 さて、本題へ。

 本日は、『地域づくり団体等活動支援事業』をご紹介

1 採択時期
  1月1日~翌年1月31日 随時
 ※ 事業実施2ヶ月前までに申請。事業実施後1か月以内に実施報告書提出

2 支援分野
 ○ まちづくり
 ○ 環境
 ○ IT・情報化社会
 ○ 地域資源活用
 ○ 観光・交流

3 支援内容
  アドバイザー招聘にかかる費用の補助
 ① 謝金 : 研修に要する講師謝金。(上限10万円
 ② 旅費 : 旅費規程に基づ算出額。(上限10万円

4 支援対象団体
  地域づくりネットワーク和歌山県協議会に登録している地域づくり団体
 ※ 自主的・主体的な地域づくりを進めている団体であれば、 NPO法人、ボランティア
  グループなど誰でも入会可能。
   入会についても、下記の問合せ先へ。


5 支援対象
 ① 地域住民等を対象に実施する研修会等の講師派遣事業
 ② 広報誌及びHPの作成、その他団体運営等についての助言を受けるためのアドバイザー
  派遣事業

6 採択要件
 ① 前年度に本事業を使用していないこと。
 ② 地域づくり団体全国協議会へ登録後2ヶ月を経過していること。

7 問合せ先
  地域づくりネットワーク和歌山県協議会 事務局
  和歌山県 企画部 地域振興局 地域政策課 地域支援班
 ① 電話 : 073-441-2371
 ② FAX : 073-441-2377
 ③ メール : e0202001@pref.wakayama.lg.jp

 詳しくは、下記のURLから、地域づくり団体全国協議会のHPを御覧下さい。
⇒ http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/dantai/katsudousien.htm

 謝金のほかに、旅費も10万円を上限として、助成を受けられるので、講師の候補に全国的な広がりを持たせることができるのが、当助成金の魅力では?
 しかも、申請の受付が随時行われているというのも、なかなか、魅力的。

 まずは、地域づくり団体全国協議会への登録から!
 今、登録すれば、上手くいけば、秋には、講座を開催できるってことですよね~♪  


Posted by よりあい・まち at 15:49【助成金情報】

2010年07月14日

【イベント情報】わかやま楽落会出演 イベント中止

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 今日は、3回目のアップになります。

 先日、お知らせしておりました、タイトルの件、中言神社夏祭り(7月14日19:00予定)が中止になったそうです。

 さっき、FAXが入ってきました。

 残念ですね~♪

 また、情報が入ったらお知らせしますね。  


Posted by よりあい・まち at 15:31【イベント情報】

2010年07月14日

【日記】一大事

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 サロンが一大事です。

 まずは、写真を見ていただきましょう。


※2階の一番広い部屋。ミーティングスペースBの惨状

 もはや、コントのような状態です。

 さらに、もう一枚


※赤丸の部分から、水滴が止め処なくあふれ出ていますik_40

 この他にも、2階女子トイレ、1階の流しスペースなども、どこからともなく、水が浸入し、床がボトボトです。
 辛うじて、この部分は、タイル貼りなので、放置プレイですが…。

 うちのサロン、昭和40年代の建物で、外観は見てのとおり、ボロボロではあります。
 が、NPO・ボランティアの拠点としては、広さも申し分ないことから、平成17年度から、サロンとして利用されている訳ですが、ここまで、雨漏りが酷いと、何か考えないといけないような気がしますね~♪

 ちなみに、この雨のせいで、今日の昼間に利用予定だった、3団体さん全て、キャンセルと相成りました。

 また、今日は、夜の利用予定も2団体入っているのですが、いらっしゃる予定ですか?
 事前に、サロンまで、電話連絡いただければ、有難いところです。  


Posted by よりあい・まち at 14:33日記

2010年07月14日

【日記】NPOと行政の連携って…

 おはようございますっicon23

 今は、雨が止んでいますが、朝の豪雨のため、サロンに来るときに、ベチャベチャに濡れてしまい、服装がいつもと違う私です。
 帰るまでに、乾いてくれれば、良いのですが…

 さて、タイトルについて、少し書いてみます。

 昨晩のニュース・ステーションを見ていたところ、福岡市のNPO『南畑ダム貯水する会』の取組の紹介がされていました。
 どんな取組かというと、過去にあった豪雨による水害を各家庭に雨水タンクを設置することで、一気に雨水が下水道に流れ込むのを防ぐことで、洪水を防ごうというもの。全戸に雨水タンクを設置すると、下水に流れるかなりの雨水をとどめることができるそうです。
※洪水と言えば、和歌山市でも昨年11月にありましたから、他人事ではない気がします。ちなみに、義父は、新車が浸水し修理に120万円もかかったとかik_84

 で、NPOの代表の方の話の後、福岡市の下水道管理課長さんだったと思いますが、その方が言った言葉が…

『行政だけではできないです。』

というものでした。(正確ではないですが…)
 この言葉を聞いて、パッと思い出したのが、このブログでも何回か紹介している『協働』という言葉 

~ 以下、あくまで私個人の勝手な想像ですが… ~
 この事例で言うと、洪水を機に自ら、雨水タンクの設置活動を行うようになったNPO団体の活動について、その有用性を認め、行政が追随したのではないかと。
 HPで確認してみたところ、福岡市では、現在、雨水タンクや雨水浸透マスの設置については、助成が行われています。

 ここで重要なのが、行政の姿勢
 ある結果を得るための手段は、色々ありますが、従来の行政マンは、それをあまり認めたがらないような気がしますが、今の世の中、それではいけないと思います。

 今回のケースで考えると、行政が洪水をなくすために真っ先に思いつくのは、おそらく莫大な費用を必要とする『下水の処理能力を上げる=下水道整備』でしょう。
 しかし、福岡市さんは、自らの考える手法にこだわるのではなく、雨水タンクの設置という、行政では考え付かない手法で、同じような結果を市民参加で、しかも安価に行うことができる手法を実践していたNPOと協働で取り組むことを選択し、結果として成果を上げることができているからこそ、先ほどの発言に繋がったのではないでしょうか。

 NPOの得意な草の根運動を行政が助成事業によって後押しし、大きな成果を上げることに成功している今回の福岡市の事例を見ていると、協働の本当の姿といえるのではないかと思います。

 和歌山市でも、NPO・行政が互いの得意分野を出し合い、もっとたくさんの協働事例が生まれ、市民生活がより良くなればよいなと思う今日この頃です。  


Posted by よりあい・まち at 11:27日記

2010年07月12日

【日記】選挙

 ちはっicon23

 今日も、夜に開いている、サロンからお届けします。

 皆さん、昨日の選挙、投票に行きましたか?

 国民の権利であり、義務でもある、投票。当然、私は、行きましたよ。

 今回の選挙の投票率、59.38%と前回に比べて、若干あがっているとは言え、半数近くの人が棄権しているこの現状は、少々考えものな気がします。

 これって、一体何でなんでしょうか?
 個人の感覚でいえば、『自分が投票しても何も世の中、変わらない。だから、投票しない。』という感じなんでしょうかね。
 もし、そうなのであれば、政治家の方の罪は、重いと思いますが、私たち国民にできることは、投票によって、意思を示すことだけです。
 とにかく、投票には、行きましょ~♪

 とここまでは、選挙委員会の広告のようなブログになってしまいましたが、私は、全くの無関係ですのでik_40

 さて、本題へ。

 サロンに関わり始めてから、選挙になると気になることがあります。

 候補者の中にも、もちろん当選者の中にも、その経歴の中に『NPO』という、文字が結構な確立で見られるようになってきているのです。

 これは、地域課題に常に向き合い、現場で活動しているNPO・ボランティア活動者が、地域課題解決の手段として、地道な活動とともに、政治活動という大きな動きも重視するようになっているためなのかなと勝手に思っています。

 どちらの活動にも、貴賎があるわけでもなく、どちらも重要であり、車に例えるなら、両輪に当たるもので、二つが合わさってこそ、本当に効果が上がるものと思います。

 地域の地道な活動と、政治活動が結びついて、地域に存在するあらゆる課題が解決され、皆が幸せに暮らせる日本になれば、良いなと心から思う、今日この頃です。  


Posted by よりあい・まち at 18:25

2010年07月09日

【ボランティア募集】孫市の街!市駅前夏祭り

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 皆さん、選挙には、もう行きましたか?
 私は、まだ済ましていませんが、当日、行くつもりです。
 たくさんの課題を抱えた生活について、自ら考え、自ら決定できる唯一の機会が選挙です。
 11日当日選挙に行けない方は、期日前投票の制度を利用して、投票を済ませておきましょう。

 さて、本題に…
 今日は、現在、NPO・ボランティア推進課にボランティア斡旋の依頼が来ている案件のご紹介です。
 ボランティアで参加したいと思ったら、和歌山市NPO・ボランティア推進課に連絡してみてくださいね。
個人の方でも、和歌山市NPO・ボランティア推進課に登録すれば、活動中の怪我などが保証されます。

【ボランティア活動先情報】
1 日  時  平成22年8月21日(土) 15:00~22:00

2 場  所  南海和歌山市駅前 広場 特設ステージ付近

3 内  容  祭り開催に伴う、警備・運営・準備・片付け等

4 募集人員  20人程度

5 そ の 他  飲み物や夕食(弁当)は、主催者で用意

【上記、ボランティア活動に参加したい場合】
1 募集締切  平成22年8月3日(火)まで

2 連絡先
  和歌山市NPO・ボランティア推進課
 ① 電話 : 073-402-1213
 ② FAX : 073-402-1214
 ③ メール : npo@city.wakayama.lg.jp

3 当課が斡旋する場合は、あらかじめ登録していただく必要があります。
  登録は、簡単な用紙に記入いただくだけで済みます。

 気軽にボランティアに参加してみては!?

 ちなみに、既に、和歌山市NPO・ボランティア推進課に登録されている方には、郵送かFAXでお知らせが届くみたいです。  


Posted by よりあい・まち at 10:36【ボランティア募集】