2011年01月25日

【日記】ググッてみると…

 ちはっicon23

 昨日、16:38~18:42の間、ヤフートップページのニュース欄に、『クマの渦巻き爪 切らず飼育へ』のタイトルで次のようなニュースが掲載されていたことをご存知でしょうか?
 何の気なしに、開いてみると、次のような記事へ。

和歌山公園動物園 クマ 渦巻き爪でも「飼育に支障なし」
 和歌山市の和歌山公園動物園で、人気者のツキノワグマ「ベニー」(雌)の手足の爪が伸び、渦巻きや輪になった状態になっている。切るには麻酔銃を使って眠らせる必要があるが、ベニーは高齢で麻酔薬の量を間違えれば死なせてしまう恐れがある。園を運営する市和歌山城管理事務所は「飼育に支障はない」として伸びるに任せることにしている。…後略…

 和歌山市が、ヤフートップで取り上げられることなど、ほとんどないと思いますが、取り上げられたと思ったら、このようなニュース…
 現在、ベニーちゃんは、冬眠中(ちなみに、動物園のクマが冬眠するのは珍しいことらしい。)
 何かするなら、今がチャンスかとも思いますが、余計なことをして、『わかやまフレンズパークプロジェクト実行委員長』(平成20年5月6日に大橋市長から任命書が手渡されました。)にも就任したことのあるベニーちゃんに何かあっても、悪いですからね。
 市の和歌山城管理事務所さんは、難しい判断を迫られそうです。


 さて、本題へ。
 前置きでもニュース記事だったのに、更にググっちゃいました。
 今日は、2つほど。

提案の市民が事業主体 審査し協定、NPOなど実施
 千葉市は、自治会やNPO法人などに市と共同で取り組みたい事業を提案してもらい、審査の上、市と提案者で協定を結んで実施に移す「協働事業提案制度」を新年度に創設する方針を決めた。…中略…
 従来、行政の施策づくりは、職員による調査や議会での議論、市民の陳情・要望などを通じて行うのが主だった。これに対し、「協働事業提案制度」は、市民の意見や発想を直接反映させ、提案者に事業主体を担ってもらい、課題の解決につなげようという試みだ。…後略…

 ん~、この事業、『わかやまの底力・市民提案実施事業』とほぼ同じだと思うんですけど、どうでしょう?
 協働に関する条例まで持っている、ある意味で協働先進市と言っても良いかも知れない千葉市が、来年度から実施する事業を和歌山市では、平成17年度から実施しているというところは、市民として、もっと評価すべき?
 ちなみに、『わかやまの底力・市民提案実施事業』については、来年度も予算を要求しているようですから、予算化されることを祈りましょう。
 そして、予算化されたら、市民側の責任として、この事業をもっと有効活用し、行政の担当課と顔の見える関係を築き、市民と行政の協働を進めていきましょうね。


 で、2つ目のニュース。

ごみ堆肥化 身近な方法後押し【ひと模様】
 身近な段ボールで園芸用の資材と生ごみをかき混ぜるだけ――。…中略…
 視察で訪れた福岡県志免町で目にしたのが段ボールコンポストだった。…中略…最初は「こんなのが役に立つのか」と半信半疑だったが、実際に体験すると「身近だからこそ誰でもやれる。地域の結びつきを強めるのにも役立つ」と確信に変わった。
 09年度から県のふるさと雇用再生事業を利用して、普及活動を本格化させた。昨年からは、肥料を活用できる有機農業にも活動の幅を広げた。…後略…

 ゴミの減量という環境問題を切り口として、地域コミュニティの再生、有機農業へと活動が派生していくところが、本当にNPOらしい活動だなと思って取り上げてみました。
 上記の取組、行政で言うと少なくとも3課に跨ると思われます。
 縦割りを意識せずに、活動を進めていけるのは、NPOの強みだと思います。
 このような事例を見ると、行政は市民との協働だけではなく、行政内部での協働も模索することが重要なのではないかと思ったのでした。

 ってことで、話は全く変わりますが、例のごとく『わかやま市民協働大賞』の告知をば。
わかやま市民協働大賞の対象事業を募集中です。是非、ご応募ください。  


Posted by よりあい・まち at 11:43日記