2010年09月10日
【日記】NPOで生きる?
ちはっ
今日の毎日新聞25面和歌山版に、『レジ袋有料化足並みそろわず無料』という記事が載っていました。
何となく残念ですね。
我が家は、基本的には、エコバッグ派なのですが、忘れた時には、無料でレジ袋を貰えると有難いといった感じなので、一応、エコ派?
あなたは、便利さとエコのどちらを取りますか?
※今回の一件、やり方が少しまずかったのではないかと個人的には思います。
今回の場合、『レジ袋が必要な場合は、5円』と有料化するのではなく、『レジ袋が不要の場合は、5円引き』とすれば、良かったのではないかと。
そうすれば、店舗ごとにレジ袋無料サービスが同じで、協力店にエコバッグを持って買い物に行くだけで値引きして貰えるという消費者にとってお得な感じで、エコバッグの普及にもつながったのではないかと思うのですが。
さて、前置きが長くなりました。
今日も、ググって気になるニュースをピックアップしてみました。
NPOを仕事の選択肢に 県センターが指南書を出版
NPO法人・長野県NPOセンター(長野市)は9日、NPO法人のつくり方や運営を継続していく方法の指南書「『世の中変える』で食う方法」を出版した。同センター常務理事で、若者の自立支援に取り組むNPO法人「侍学園スクオーラ・今人(いまじん)」(上田市)理事長の長岡秀貴さん(37)が「人に必要とされる生き方の一つとして、若者たちにNPOで働くという選択肢を知ってもらいたい」と執筆した。
NPOが新たな雇用の場となる可能性があるということを示すことは、とても大事なことだと思います。
人に必要とされながら、生活を営むというのは、良い生き方の一つではないでしょうか。
「社会の課題を解決したいと考えた人が、NPO法人を一からつくっていくための方法」を解説。経験や資金、人脈がなくても設立できる一方、「法人格を得ただけでは一銭もお金は下りてこない。一生懸命企画書を書き、プレゼン(説明)で熱いトークをかまして初めて、貴重な助成金や委託費をいただくことができる」と、NPOを志す人に覚悟も求めている。
NPOになるには、覚悟が必要と言うのも納得。経営を行っていかなければならないという点では、中小企業と何ら変わりませんから。
財源の点では、インタビューの内容がおそらく省略して書かれているのでしょうが、助成金や委託費だけに頼ってしまうと安定的な経営ができない(基本的には単年度のものであり、翌年度も取れるとは限らないため。)ことから、助成金・委託費以外の財源(事業収入、寄付金収入など)もある程度確保することが安定的に活動を継続する秘訣でしょう。
自分たちの理念を声高に叫んだり、考え方が違う活動を排除したりせず、方向性が同じNPOと良好な関係を築いていく重要性も強調。既にNPO活動に取り組んでいる人にも、自分の活動を振り返ってもらう内容になっている。
他の団体との横のつながりを作ることは、活動の幅を広げ、質を上げる上で非常に重要であることは、活動している方々にとっては当たり前のことかもしれませんが、とても大事な指摘だと思います。
おしゃべりカフェ よりあい、いよいよ9月13日(月)に昼の部(14:00~16:00)、夜の部(18:00~20:00)の2部構成で和歌山市NPO・ボランティアサロンにて開催
是非、参加を
1998年の特定非営利活動促進法(NPO法)の制定以来、全国に広がったNPO活動だが、長岡さんは「利益を上げてはいけない、という誤解がまだある」と指摘。「収益を上げ、働く人が生活もしっかり計画できるようにしなければ、活動を継続させていくことはできない。NPOを見る社会の目が変わる一助にもなればうれしい」と話している。
NPOは、非営利組織と言われます。
この非営利が収益を上げてはいけないと誤解されています。
NPOを運営するにも、活動している人も生活をしなければいけませんから、人件費等の経費が当然必要な訳で、それを賄うための収益を上げなければいけません。
非営利と言うには、挙げた収益を会員等に分配する(利益が上がったからボーナスあげるとか)のではなく、活動の拡大・充実に使う必要があるということです。
地域で、公共サービスの一端を担うNPOが、もっと皆さんに認知されれば良いなと思います。
今日の毎日新聞25面和歌山版に、『レジ袋有料化足並みそろわず無料』という記事が載っていました。
何となく残念ですね。
我が家は、基本的には、エコバッグ派なのですが、忘れた時には、無料でレジ袋を貰えると有難いといった感じなので、一応、エコ派?
あなたは、便利さとエコのどちらを取りますか?
※今回の一件、やり方が少しまずかったのではないかと個人的には思います。
今回の場合、『レジ袋が必要な場合は、5円』と有料化するのではなく、『レジ袋が不要の場合は、5円引き』とすれば、良かったのではないかと。
そうすれば、店舗ごとにレジ袋無料サービスが同じで、協力店にエコバッグを持って買い物に行くだけで値引きして貰えるという消費者にとってお得な感じで、エコバッグの普及にもつながったのではないかと思うのですが。
さて、前置きが長くなりました。
今日も、ググって気になるニュースをピックアップしてみました。
NPOを仕事の選択肢に 県センターが指南書を出版
NPO法人・長野県NPOセンター(長野市)は9日、NPO法人のつくり方や運営を継続していく方法の指南書「『世の中変える』で食う方法」を出版した。同センター常務理事で、若者の自立支援に取り組むNPO法人「侍学園スクオーラ・今人(いまじん)」(上田市)理事長の長岡秀貴さん(37)が「人に必要とされる生き方の一つとして、若者たちにNPOで働くという選択肢を知ってもらいたい」と執筆した。
NPOが新たな雇用の場となる可能性があるということを示すことは、とても大事なことだと思います。
人に必要とされながら、生活を営むというのは、良い生き方の一つではないでしょうか。
「社会の課題を解決したいと考えた人が、NPO法人を一からつくっていくための方法」を解説。経験や資金、人脈がなくても設立できる一方、「法人格を得ただけでは一銭もお金は下りてこない。一生懸命企画書を書き、プレゼン(説明)で熱いトークをかまして初めて、貴重な助成金や委託費をいただくことができる」と、NPOを志す人に覚悟も求めている。
NPOになるには、覚悟が必要と言うのも納得。経営を行っていかなければならないという点では、中小企業と何ら変わりませんから。
財源の点では、インタビューの内容がおそらく省略して書かれているのでしょうが、助成金や委託費だけに頼ってしまうと安定的な経営ができない(基本的には単年度のものであり、翌年度も取れるとは限らないため。)ことから、助成金・委託費以外の財源(事業収入、寄付金収入など)もある程度確保することが安定的に活動を継続する秘訣でしょう。
自分たちの理念を声高に叫んだり、考え方が違う活動を排除したりせず、方向性が同じNPOと良好な関係を築いていく重要性も強調。既にNPO活動に取り組んでいる人にも、自分の活動を振り返ってもらう内容になっている。
他の団体との横のつながりを作ることは、活動の幅を広げ、質を上げる上で非常に重要であることは、活動している方々にとっては当たり前のことかもしれませんが、とても大事な指摘だと思います。
おしゃべりカフェ よりあい、いよいよ9月13日(月)に昼の部(14:00~16:00)、夜の部(18:00~20:00)の2部構成で和歌山市NPO・ボランティアサロンにて開催
是非、参加を
1998年の特定非営利活動促進法(NPO法)の制定以来、全国に広がったNPO活動だが、長岡さんは「利益を上げてはいけない、という誤解がまだある」と指摘。「収益を上げ、働く人が生活もしっかり計画できるようにしなければ、活動を継続させていくことはできない。NPOを見る社会の目が変わる一助にもなればうれしい」と話している。
NPOは、非営利組織と言われます。
この非営利が収益を上げてはいけないと誤解されています。
NPOを運営するにも、活動している人も生活をしなければいけませんから、人件費等の経費が当然必要な訳で、それを賄うための収益を上げなければいけません。
非営利と言うには、挙げた収益を会員等に分配する(利益が上がったからボーナスあげるとか)のではなく、活動の拡大・充実に使う必要があるということです。
地域で、公共サービスの一端を担うNPOが、もっと皆さんに認知されれば良いなと思います。
Posted by よりあい・まち at 11:23
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